運気を上昇させる幸福の象徴、双龍
双龍は互いを必要とし、陰と陽のバランスを保ちながらパワーを集め、すべての運気を上昇させる幸運の象徴です。
どんな願いも叶えられると言われる宝珠を握り海の中から波しぶきをあげ、口を閉じ雲の中をゆっくり悠然と舞い上がる雲龍と、激しい火炎を身にまとい、口を大きく開け激しく力強く舞い上がる火龍。
材は伊勢神宮にも使われている木曽桧で、一枚板に力強く、そして細かな彫刻で表現をした阿吽の双龍です。
皆さんご存知の言葉「阿吽の呼吸」の「阿吽」は阿形(あぎょう)と吽形(うんぎょう)の一対の姿を現したもので、「あ」から始まり「ん」で終わるこの形は心の安寧に通じるものを表すと言われています。
相対する2つのものが、それぞれの存在を際立たせお互いの無いところを補う姿につながると考えられ、これは神道の考え方にも繋がります。
補い合う一対の存在
神道ではこの世の中は全て対で出来ていると考える説があり、表があれば裏があるように、光に対して影、男が居れば女がいる、と言った具合に相対する2つのものが揃って初めて1つになる、と言う考えです。伊勢神宮が内宮と外宮で一対であるように、その考えは神社にも言えることができます。
また、より細部になると内宮の勝男木(かつおぎ・屋根の上の丸太)は数が10本で偶数、千木(ちぎ・屋根の左右にあるとんがり)は上が平らであるのに対し、外宮は勝男木が9本で奇数、千木は上が尖っています。このように、それぞれが相手に無いものを補い合いはじめて一対になることを意味し、片方だけでは意味を持たないことを表しているとも考えられています。
この双龍も「阿吽」を表す一対として、それぞれに静と動の姿を持ちます。
静と動の相対するこの姿は人の生き様や人の周りのすべての物事に繋がります。
静は穏やかに自分を見つめ直す心であり、動は活発に行動する力。
言い換えると、静は自己愛・健康を意味し、動は行動や仕事・財を指します。
健康と財、それぞれのバランス・調和を保つことが幸せに繋がるのです。
阿吽の双龍は、静の雲龍と動の火龍からなり、健康と仕事・財、それぞれの運気をあげるための昇龍で、日ごろ私たちに降りかかる偶発的な災いから守って下さる神社のお札を納めることができる造りとなっています。
絶大なる力の龍を身近なところにお飾りし、お祀りすることで運気アップを呼び込みましょう。
鳳凰と龍
陰陽説においては「鳳凰」は雌(陰)、「龍」が雄(陽)とされています。
この2つを一緒にお祀りすると陰陽のバランスが取れ理想的な状態となり、なおかつ、龍のパワーが最大限に発揮されるようになると言われています。
両性である鳳凰は単独でも完全な存在ですが、龍と対になると女性性となります。その相乗効果によって陰陽の最強のペアが完成するのです。
双龍の真ん中に、または火龍、雲龍どちらかと対でお飾りすることもおすすめです。
最高級の木曽桧
この商品は伊勢神宮でも使用される木曽桧で造られています。日本の桧の中でも最高に木目が美しく香り高い、最高級の木材です。
特に柾目部分(木目が真っすぐ並んでいる部分)は逸品であり、美しいの一言に尽きます。
木曽桧は近年その数を減らし、良い材料が入手困難となってきました。
こちらの「鳳凰」はそのような貴重な一枚板の柾目部分に職人が原画から書下ろしひとつひとつ丁寧に彫り上げた作品です。
躍動感あるその姿からは不思議と人の心に安心と喜びが生まれることでしょう。